1月18日(木）季節と運気の調整期間「冬土用」に入ります。｜大阪市都島区

今日から「冬土用」です！

治療院の日常　2024.01.18

日1月18日から土用という期間に入ります。
この土用とは、2月3日まで続くものでこの期間が終わると同時に、立春を迎えます。

土用の丑の日で有名な土用ですが、実は季節が切り替わる期間を表す言葉。
なので春夏秋冬の終盤すべてに土用があります。
そして、今回の土用は冬から春へと切り替わる冬土用となります。

土用はそもそも中国の古代思想、五行説における「土」行（ものごとの変化と調整を司る力）が旺盛になる時期という意味を持っています。
春は「木」行、夏は「火」行、秋は「金行」、冬は「水」行に対応しているのですが、四季それぞれの境目に「土」行が入ることで
季節が徐々に変化しながら調整されていきます。
冬土用の場合、冬の水行（ものごとの根底を支えるエネルギー）から春の木行（ものごとを生み出すエネルギー）へと移行するための調整役として、土行が働くことになります。
土用はいわば、季節間における「クッション」なのです。

冬の土用ではひのつく食べ物や、赤色の食べ物が良いとされています。

ひのつく食べ物であれば
ひらめ、ひじき、干物など。

赤色の食べ物であれば
トマト、パプリカ、りんご、カニ、タコなど。

一方で、やってはいけないことや避けたほうが良いこともあります。

その一つが土いじりです。
(主に畑やガーデニング、草むしり、造園、地鎮祭など)
土用は土を司る神様が土の中にいるとされている期間です。
そのため、土を動かす行為は好ましくないとされています。
※土用の期間でも神様が天上界に行くとされる間日であれば、土を動かすことも問題ないとされています。

その他にも、新居の購入や就職、転職、結婚、結納、開業、開店など新しく何かを始めたり、大きく場所を動かしたりすることも避けたほうが良いとされています。

土用を知って運気を意識しましょう！